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ネタ帳


by g_aks

パソコン

職業は、パソコンを作る人 ということに表向きなっていますが、差別化できない 差別化できない と業界では嘆いています。

結果的に意味不明な商品がたくさん出てきては一切受け入れられない現状があります。

こういうときには、既に差別化が難しくなっているような業界を手本にしてみるのがいいのではないか と閃きました。 すでにマンネリ化が進みきった世界。 そう、ゾンビ映画です。

もはやこれ以上どうしようもないんじゃないかと思われるゾンビ映画。 実際意見の分かれるところで、変なものを作ると、

  「これはゾンビ映画とは言えないよ」 

とか言われたりすることが多々あります。
#ま、僕自身はゾンビ映画を撮ったりはしないわけだけど

かつてゾンビが呪術や不可思議な現象として表現されていた時代から、科学・生物兵器の作用として描かれることが多くなり、 かつては動きが遅いとされたゾンビが、走り回って跳び回る有様。 着実に進歩しています。 

しかし、一歩引いてみると、ゾンビ映画なんてどれも同じ という意見が世の中のマジョリティであることは否定できないなぁと思います。 実際、大枠では何も変わっていません。 登場人物が徐々に減って(食われて)いく有様を描き、かつての仲間がゾンビとして襲いかかって、最後には燃やすか爆破するか、全員し死ぬかで終わります。

この流れを、無理に変えようとした結果失敗した作品は腐るほどあります。 しかし一方で、原因不明ながらもゾンビが大量発生し、生き残る為に人々が英知を絞って立ち向かうという王道ストーリーの映画がヒットを飛ばします(注: ゾンビ映画界での尺度で見て、ヒットかどうかを議論しています)。

パソコン業界も、何か突飛な事をして目立とうとするような風潮ですが、その方向性は実のところどれだけ意味があるのかは考えたほうがいいように思っています。 何も突飛なものが付いていないMACがあれだけ魅力的であるという事実を受け入れて、物作っていかないとそのうち足元をすくわれそうです。

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という内容の週報を来週は出そうと思います。

おやすみなさい。
by g_aks | 2010-04-21 01:33 | 最近のAKS